気温が50℃を上回る中で行われたMDS!リタイヤ率が脅威の50%!!世界一過酷なマラソンでした。 個人的には初日で体調を崩して頭痛と吐き気と腹痛と戦った1週間でした。 結果は 順位: 総合126位 男子114位 時間: 44時間54分44秒 でした!
練習・準備
レース前のトレーニング計画、現地適応のための取り組み、出走時のフィットネス目標などを記載。
- 期間: 2019年 ~ 2021年
- 週あたりの距離: 30km ~ 50km
- 主な練習内容: 山登り。皇居ラン。
- 現地特有の準備: 山で坂を止まらず上がる。重い荷物を持って山登り。
装備
実際に持って行った装備一式と、選択理由・使ってみた感想を記載。重量管理・必携装備への対応・自分なりの工夫などをまとめると後続の読者の参考になります。
- バックパック: salomon 30L
- シューズ: hoka
- ウェア: the north face
- 装備総重量: 9.5kg
食事・補給
1日あたりの摂取カロリー設計、行動食の選び方、レース前後の食事戦略、現地調達の有無などを記載。
- 1日の目標カロリー: 2500kcal
- 持参した食料: 尾西のアルファ米, ウィダインゼリー, バナナチップス,
- 行動食:アミノバイタル, アミノバイタル
- リカバリー食: モデーアのプロテイン
- 失敗・後悔ポイント: 荷物が重すぎて肩にリュックの紐が食い込む。30Lのカバンは大きすぎ。結局ご飯は食べられないので捨ててしまった。ウィダインゼリー等は取得しやすいが重いので数は応相談。
レースレポート
各ステージの様子、印象的なシーン、トラブルとその対処を記載。長すぎず、ポイントを絞って書くと読み返しやすくなります。
Day 1 — 32.2km 平凡な砂地やガレ場
初日でしたが、熱く熱中症の症状が出た。頭痛に吐き気と戦いながら走った。荷物が重すぎて、途中のチェックポイントで食料をいくつか捨てて発進した。 コロナ最中でどうなるかわからなかったが、合計で670人がスタートラインについてMDSに挑戦した。
Day 2 — 32.5km メルズーガの砂漠
2日目は最も過酷な砂地が 13km 続くメルズーガに差し掛かった。荷物が重くて腰が擦れて走りにくくなり、時間がかかる。 この日の気温は公式の発表で53度となっていた。夜にはみんな体調不良で吐き気がすごく、テントの周りで吐きまくり。他人の吐く音で夜に起こされる。
Day 3 — 37.1km 平凡な砂地やガレ場
3日目は最も気温が高い中砂地や走れるガレ場が満遍なくあるコースでした。前日に死者が出てしまって、黙祷からスタート。 お互い会う人に声かけながら走っているのが印象的でした。突然の鼻血が出るもトイレットペーパーを鼻に詰めてやり過ごした。 体調が悪い人が続出しリタイアが 200人 になった。
Day 4 — 82.5km オーバーナイトステージ
4日目は最長距離のステージ。砂地やガレ場に加えて山登りをした。木陰で休みながら進んだ。みんな相変わらず吐き気と頭痛がひどくお互い声かけながら走る。 水を頭からかけながら走るも水が足りなくなる可能性があるので管理を徹底。夕方に差し掛かるまでは走れなかったが、夜になると涼しくなり、走れるように。 山ゾーンに差し掛かりロープを手繰り寄せながらなんとか山を登る。怪我しそうなくらい危ない山でスタッフの協力もあり怪我なしで登れた。 暗くなるとサイリウム(光る棒)を渡されてリュックに装着。人が歩いている軌跡が光って見える絶景でした。 CPで寝ている人もいたが、涼しくなったので、そのまま最後まで走り切った。
Day 5 — 0km 休息日
5日目は休息日。オーバナイトステージでゴールしていない人は走っているが、ゴールした人は休息日。ひたすら横になって寝た。 この日はご褒美のコーラが配布された。キンキンに冷えたコーラで世界一美味しかった。 体力を使わないように横になりひたすら寝る。
Day 6 — 42.2km マラソンステージ
6日目は最後のマラソンステージ。荷物がずいぶん軽くなり、すんなりと走れるようになった。体が出来上がったのか、苦がなく走れた。 ゴール後は感動で涙が。
振り返り
最初は荷物が重くても食べたいものや摂りたいものを持っていこう!という考えで食事戦略を立てたが、大間違いでした。 体調が悪くなり、食事は食べられなくなるのが大前提で、結局持ってきたものの大部分を捨てることに。 重い荷物を運ぶだけになった。日本で食べれていても、体調が悪い時には食べられなくなることを実感。 また、同じ味を持っていくと飽きてしまい、味の変化をつけるのがいい。 例えば、マヨネーズを持っていくとか、お茶も麦茶とハーブティー、コーヒー等、食べ物だけでなく、飲み物も味へんをするべきです。 味噌汁を6日間持っていくのではなく、コーンスープ、コンソメスープ等できる限り同じ味のものを持っていかないことが重要です。
ザックは30Lだと大きすぎて、いらないものを持っていってしまいます。そのため、22Lの公式のバックパックが最も最適だと感じた。 22L以上必要になると持って行き過ぎだと思います。また、カバンが重くて長時間走ったり、歩いたりすると肩が擦れるので擦れにくいザックを選ぶ必要がある。 なんなら、肩に柔らかいマットなどを挟んで背負う等の工夫があると最後までザックを持てる。

